2018年06月11日 15:58

6月11日、ゼオシステムと「神奈川県医療機器コーディネーターネットワーク」は、排尿障害の遠隔診療モデル確立のための実証実験費用を、クラウドファンディングサイト「FAAVO」の全面協力で開始した。

本実験は、ゼオシステムが開発中のモバイル尿流量計「Freeflow(R)」を活用して行うもの。これは、自宅でリラックスした状態で、複数回尿流量の測定が可能なデバイスで、データは閲覧用ソフトへBluetooth経由で転送可能。実験では、同デバイスを基に、遠隔で医師が診断、対処できるスキームを検証する。

関連費用含め65万円の目標額を掲げ、目標額を越えた場合は、実証実験実施施設の規模拡大、またはFreeflow(R)の改善に必要な開発費用として充当する予定。成立すれば、クラウドファンディングの資金による医療機器の実証実験が、神奈川県で初めて実現する。詳しくはこちら