2018年05月17日 05:46

オリックスとオリックス・レンテックは、自社で開発する物流施設に入居するテナントを対象に、物流ロボットを6カ月間無償で提供するレンタルサービスを開始する。

現在、物流業界は電子商取引の発展などを背景に多数の物流施設が開発されており、人材の確保が大きな課題となっている。それに伴い、現場では作業員の負担軽減や生産性向上のため、ロボットの活用による効率化ニーズが高まっている。一方で物流施設内でのロボットの導入においては、システム構築などの初期投資の大きさや投資対効果の検証が容易ではないなどの問題から、積極的な活用が進んでいないのが現状だ。

本取り組みでは、物流業務を支援する自動搬送ロボットを中心に6メーカー、7機種を取り揃え、用途に応じてロボットを選択して利用することが可能。また、入居スペースの有効利用方法に加えて、ロボットの具体的な活用方法や導入効果シミュレーションなどをパッケージ化して提案する。