2018年04月17日 16:35

朝日新聞社は、自分史作成サービスで東京スター銀行と業務提携契約を結んだ。

「朝日自分史」は、記者経験者が取材や執筆、校閲、編集を行う点や、全ページフルカラーの本格的な本を少部数から作成できる点が好評だ。開始から3年半を迎え、現在数百人の本作りを進めており、戦争体験のほか、家族史、社史、詩集など様々なジャンルの本が出来上がってきた。この数が増えていくと、時代を埋め尽くす民衆史のような、新たな切り口のパーソナルメディアが出来上がると考えている。

今回の業務提携契約では、東京スター銀行から取引先の中小企業の経営者で自分史に関心のある人の紹介を受け、希望があれば朝日新聞の記者経験者がインタビューして自分史を作成する。中小企業では高齢化などを背景に、経営者の世代交代や会社の売却が加速すると見られている。経営者人生の節目を迎えた人々に、生き方や功績をカタチに残してほしいとの思いから提携に至った。

朝日自分史