2018年04月13日 15:58
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この度、ディスカヴァー・トゥエンティワンより「不合理だらけの日本スポーツ界」が発売された。

最近、長年低迷を続けている男子マラソンの日本記録が16年ぶりに更新され話題になったが、記録を達成した選手が練習では30キロ以上は走らないという、異例の調整方法をとっていたことが物議を呼んだ。このことは、何十年にもわたって、練習では50~80キロ走り込むのが常識とされていた陸上長距離界に、一石を投じた。

本書の著者はスタンフォード大学のアメリカンフットボールチームでオフェンシブ・アシスタントを務めている日本人。彼は米国と日本とのあまりのスポーツのあり方の違いに、驚愕することばかりであったと言う。もちろん米国がすべて正しいというわけではないが、見習うべきことが山ほどあるのも事実。本書では、米国スポーツ界の奥深さにスポットを当てることで、日本スポーツ界に警鐘をならしている。定価1000円(税別)。