2018年03月12日 10:45
福島県飯舘村は、4月から「ふるさと住民票」を始める。
「ふるさと住民票」は、村外から村づくりやその応援をしてくれる人(=関係人口)を増やすしくみだ。飯舘村は東日本大震災の原発事故によって全村避難したが、2017年、一部地域を除き帰村が始まった。現状では元住民6000人のうち帰村したのは約1割。村はすぐには「戻らない人」や「戻れない人」、村を応援する「村民以外の人」と一緒に村づくりを行う「までいな復興計画」を掲げてきたが、「ふるさと住民票」でそれを加速したいと考えている。
「ふるさと住民票」を申請すると「ふるさと住民カード」を発行。ふるさと住民の人には、「いいたて再発見塾」「一日村長」「飯舘村生活体験」などのサービスを予定している。「ふるさと住民票」は、飯舘村ホームページ及び飯舘村役場総務課窓口で配布する申し込み用紙により申込みできる。
登録料は無料。申し込みは3月12日から受け付け、4月より順次郵送にて発行予定。