2017年05月25日 10:03
アッヴィは、5月21日、進行期のパーキンソン病患者、家族、介護者の人々を応援する情報提供サイト「パーキンソンスマイル.net」を開設した。
パーキンソン病は、進行性かつ慢性の運動障害で、振戦、筋固縮、動作緩慢および姿勢反射障害を特徴とする病気だ。日本におけるパーキンソン病患者の総数は約16万3000人と推定。症状が進行すると、薬の効き方に変動が生じ、症状のコントロールが難しくなると言われている。こうした進行期パーキンソン病においては、運動合併症が問題となり、患者の生活の質が損なわれる傾向がある。
本サイトは、進行期の患者や家族、介護者の人々に役立ててもらえる情報を提供するべく、症状の解説や、最近の治療法を含めた治療選択肢の紹介と公的支援制度の紹介など、パーキンソン病に関する幅広い情報を届ける。また今後、治療を受けることができる全国の医療機関についても順次追加していく予定だ。