2017年05月22日 16:58

臨床課題解決のための医療者向けサービス「ヒポクラ(旧ヒフミル) 」を提供するエクスメディオが、膨大な医療論文から適切な論文を提示する「関連論文検索AI」を開発した。

医療者は複雑な臨床疑問に直面した時、より新しく、より網羅的な情報を得るために、文献検索を行う。検索方法としては、医学・生物学分野の無料学術検索エンジン「PubMed」が広く用いられているが、膨大な数の登録文献の中から求める文献にたどり着くには、多大な労力と時間を要すことが課題となっていた。

同社が開発した「関連論文検索AI」は、この論文検索に要する時間を削減し、医療者が臨床や研究自体により多くの時間を費やすことを可能にする。同社では今後、このAIを「ヒポクラ」内に搭載してユーザに提供していく準備を進めており、ヒポクラユーザはスマートフォンやタブレット、PCでこの機能を利用することができるようになる。尚、「ヒポクラ」内での一般公開は今夏を予定。