2017年11月24日 14:23

エルピクセル(LPixel)より、医療画像診断支援技術「EIRL(エイル)」が発表された。

近年、医療の進歩とともに、医師は高度な読影スキルが要求される、膨大な数の医療画像と向き合うこととなった。そこで、「EIRL」では、画像解析技術に人工知能技術を応用し、医療画像診断の効率化を促進することで、診断医の画像診断をサポートすることを目指す。同社ではEIRLを活用し、脳MRI、胸部X線、乳腺MRI、大腸内視鏡、病理などの医療画像診断支援技術の研究開発を進めており、11月24日、10のテーマを公開した。

EIRLには、医師のダブルチェック・トリプルチェックによって品質が担保された学習データを使用している、学習データが少なくても効率的・高精度に学習する独自技術を活用するなどの特徴がある。今後、法令ほか必要な手続きを経て医療用に使用できることを目指し、グローバルで研究開発を進めていく。