2017年07月13日 09:20

YKK APは、リノベーション事業者のリビタと共働し、リノベーション実証住宅「代沢の家」に取り組み、7月に竣工した。
「代沢の家」は、リビタが展開する戸建て住宅リノベーション事業「HOWS Renovation」の新たな挑戦として、YKK AP商品を活用した性能向上リノベーションを実証するプロジェクト。東京・下北沢エリアの閑静な住宅街に建つ築30年の混構造の住宅を、断熱と耐震について、現在一般的な新築物件の性能を上回るレベルへの改修を行なった物件で、窓・開口部が重要な役割を果たした最先端のリノベーション事例だ。
「代沢の家」は、一定期間を両社のモデル棟としてノウハウの提供や啓蒙に活用した上で、販売後もエネルギー収支や光熱費の定点観測など、性能向上の実証を行なう予定。日本のストック住宅の断熱化や耐震化が強く求められる中、安全・安心で健康・快適な住生活を提供するために、このプロジェクトを通じ、性能向上による良質なストック住宅の普及に貢献していく。