2016年05月24日 13:24

インプレスR&Dより新刊「オリンピックITの挑戦(副題:システムが支える大会の舞台裏)」が発刊された。本書はオリンピックで生まれた情報処理技術の進化を振り返るとともに、現代のオリンピックITシステムの礎となった大きな転換点を、当時の状況にそって解き明かしたもの。

著者は、かつて日本IBMに在籍、アトランタ、長野大会においてリザルトシステム(競技結果の集計送信)開発者としてオリンピックのITにかかわってきた田崎雅彦さん(現在、スポーツITコンサルタント)。オリンピックのITシステムがどのような目的で発展し、どのような課題を解決しながら変わっていったかをたどることで、技術の進化だけではなく、社会的要因や商業的要因が重要な役割を果たしていることを浮き彫りにする。

実際に現場で開発にかかわった著者だけが語ることのできる、知られざる大会の舞台裏。価格は電子書籍版 1500円(税別)/印刷書籍版 2100円(税別)。