2016年03月24日 09:45

パナソニックは、赤外線アレイセンサ「Grid-EYE(グリッドアイ)」を用いた温冷感推定アルゴリズムを開発。人の温熱快適性を見分ける高精度な温冷感センシングソリューションとして、提供を開始する。

温冷感推定アルゴリズムは、人の表面温度と周囲温度との温度差から人の放熱量を算出することで、人の暑い寒いなどの感覚を見分ける独自の技術。「Grid-EYE」を用いた高解像度アルゴリズムで得られたデータを組み合わせることで、体感温度に合わせた空調制御が実現する。また、性能を最大限に発揮する独自のソフトウェアも開発し、用途に応じたソリューションとして提供。家庭、オフィス、車などの空調制御に用いることで省エネと快適性の両立に貢献する。

今後アルゴリズムを進化させ、ベッド上の人の安静状態を検知する介護・見守り分野や、設備異常診断分野など、安全・安心が要求される用途へも展開する予定。詳細はこちら