2015年11月27日 13:47

ロシアのROSATOM(ロスアトム国家原子力公社)は、ロシアなどの原子力施設での放射線安全確保の実績に関するセミナーを日本で開催した。

ROSATOMは、使用済み核燃料(SNF)や放射性廃棄物(RAW)の処分、原子力施設廃止措置、地域の復興サービスを提供している。

同社の第一副社長で開発・国際ビジネス部長のキリル・コマロフ氏は、「日本とロシアは平和原子力エネルギー分野における世界的リーダーとして、長い協力実績がある。福島原発事故のこともあったが、我々は日本が原子力エネルギーの開発を推進することを心からサポートする。日本へのロシアのウラン製品輸出など古くからのプロジェクトだけでなく、バックエンド事業や安全確保、放射性廃棄物、使用済燃料の処分、福島原子力発電所の廃炉と廃止措置、事故処理などで協力を進めたい」と述べた。