2015年11月26日 13:53

KADOKAWAより、歴史小説界で活躍中の吉川永青(よしかわ・ながはる)さんの最新作「悪名残すとも」が、12月25日に発売される。

本書は、戦国の世、その美貌から幼少期には大内義隆に可愛がられ、その後彼の重臣となり、一万の軍を率いた若き軍師、「陶隆房(すえ・たかふさ)」に焦点を当てた長篇。陶隆房の辞世の句「何を惜しみ 何を恨みん 元よりも この有様に 定まれる身に」を初めて目にした時に受けた衝撃がこの企画の出発点だったという。

「なぜ下剋上をしなければならなかったのか。美しき武将陶隆房の凄絶な生き様が見事」(葉室 麟さん・作家)、「遂に出た!これが吉川永青の最も熱い小説だ!!」(縄田一男さん・文芸評論家)」など、推薦の声が続々。彼は本当に悪人だったのか。その答えが本書にぎっしり詰まっている。定価1900円(税別)、電子書籍配信予定日は12月25日。