2015年11月24日 11:20

花王は、20歳~69歳の既婚女性1010名を対象に、「2014年の年末大掃除の実施」に関するインターネット調査を実施した。

調査の結果、2014年の年末大掃除実施率は59%で、2005年の87%に比べ28%も低下していることがわかった。大掃除をする人の掃除の仕方を調べてみると、一日でまとめて大掃除を行う率は、2005年26%から2014年14%と低下している。一方で、平均実施日数は、2005年3.2日から2014年4.0日と増加しており、一日でまとめてしっかり「大掃除」から、何日かに小分けする「小(こ)掃除」化が進んでいる傾向だ。年末大掃除は必要だが、負担感が強く、なるべく「簡単・ラク」にやりたいという意識が高い。

年末大掃除の実施率低下の背景には、共働き世帯が増加して、まとめて大掃除を実施する時間が取れない、単身世帯・核家族世帯の増加、住宅設備の進化により汚れにくい環境へと変化したことが挙げられる。