2015年11月12日 08:37

マルサンアイは、日本女性医学学会の席上、同社が製造販売する豆乳の健康機能について長崎大学との共同研究結果を発表した。

共同研究では、豆乳の摂取が女性ホルモン(エストロゲン) の欠乏により引き起こされる骨格筋の萎縮や筋力低下を抑制すること、骨格筋幹細胞の増殖能や筋分化能を改善することを確認した。

筋力の維持に効果が見られたことから、豆乳の新たな機能性として、ダイエットに励む若年女性や、加齢に伴いエストロゲンが低下する女性の健康維持、女性アスリートのためのトレーニング補助食品などとして役立つ可能性が示唆された。サプリメントやホルモン補充療法ではなく、食品という形で効果が見られたことから、豆乳の新たな健康機能として、関与成分や食品として摂取することによる相乗効果に関し、今後の研究成果が期待される。