2015年11月06日 10:02

MLA豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は、日豪の大学院生や研究者を支援するプログラムを、2016年に発足させることを発表した。

MLAは豪州牛肉業界を代表し、「トゥゲザー・ウィズ・ジャパン」被災地支援活動を2011年から続けてきた。被災から5年目となる来年に向け、2016年のプログラムの焦点をさらに広げ、両国の牛肉産業を担う次世代、特にイノベーションをリードする研究者たちを積極的に支援してゆく。

プログラムでは、MLAと北海道大学・食肉科学研究室が協力し、牛肉業界での日豪の人的および技術革新の交流を促す。実施にあたり、MLAは北海道大学大学院農学研究院・食肉科学研究室の西邑隆徳教授と協力、肉牛生産に関わる研究提案を選考した後、5件のテーマに研究奨励金を給付する。