2015年10月30日 16:58

ライフネット生命保険は、メドピアが運営する医師専用サイト「MedPeer」に登録している開業医・勤務医の現役医師100人を対象に、医療現場における就業不能状態の実態についてウェブアンケート調査を実施した。

調査では、医師の約6割(56%)が就業不能状態の患者を「実際に診察したことがある」と回答。診察していなくとも、「勤務先の病院で見かけた・話に聞いたことがある」医師も2割(19%)存在し、医師の約8割(75%)が、就業不能状態を目の当たりにしていることが明らかとなった。

就業不能状態の理由として最も多い理由は「がん」で、次いで「脳血管障害(頭部のケガを含む)」「事故によるケガ(骨折、脊髄損傷など)」だった。具体的には、「肺がんの化学療法での入退院」「多発性骨髄腫の再発で長期入院」「交通事故によるマヒ」「転落により脊髄の障害が生じ、ベッド上の生活を余儀なくされた」などが挙がった。