2015年10月30日 08:44

UBICは、10月29日、人工知能を用いた知財戦略支援システム「Lit i View PATENT EXPLORER」(リット・アイ・ビュー パテントエクスプローラー)の提供を開始すると発表した。

「PATENT EXPLORER」は、UBICとトヨタテクニカルディベロップメントが進めてきた共同開発を製品化したもの。開発では、トヨタテクニカルディベロップメントが実際の特許分析調査のケースに基づいて、スコアリング手法の検討とフィードバックを実施。UBICが人工知能の調整を繰り返しながら、完成度を高めてきた。

「PATENT EXPLORER」は、従来の特許関連書類の調査で用いられている「キーワード検索」「類似検索」「概念検索」などの絞込みよりもさらに踏み込んだ分析を行う。UBICの人工知能は、少量の教師データをもとに、膨大なデータを解析し、判断できる「Landscaping(ランドスケイピング)」という機械学習の手法により解析する。

UBIC