2015年10月27日 10:34

STマイクロエレクトロニクスは、システムの電力効率を最大化し、堅牢性・安全性を拡張する新しいパワーMOSFETファミリを発表した。

新製品は、ダウンタイムを最小化する上で電源の堅牢性が不可欠なサーバ、溶接機、工場自動化などの産業機器に多い、補助スイッチング電源の高出力化要求に対応。電源出力範囲が75W~230W以上であるこれらのアプリケーションにとって、卓越したダイナミック・スイッチング性能を特徴とするスーパー・ジャンクション型MOSFET技術は最適の選択となる。

新製品ファミリで最初にリリースされる2品種は、低ゲート電荷のSTW12N150K5(ドレイン電流:7A、ゲート電荷:47nC)と、低オン抵抗のSTW21N150K5(ドレイン電流:14A、オン抵抗:0.9Ω)。現在量産中で、TO-247パッケージで提供される。単価は、1000個で約14ドル。詳細は、http://www.st.com/mdmeshk5