2015年10月15日 07:45

2000kW以下のコンパクトバイオマス発電装置を手掛けるZEエナジーは、水力発電装置の設計、製造、設置、アフターサービスを一貫して提供する伊ZECO社と、日本国内とアジア太平洋地域でのプロジェクト推進について、全面的に協力しあう旨の基本合意書を締結した。

伊ZECO社は中小規模の水力発電装置を得意分野としており、ZEエナジーの小規模分散型の発電事業展開に親和性が高いことから、今回の締結に至った。

今後、日本国内の水力発電事業者に対し、ZEエナジーが販売の窓口となって伊ZECO社の製品を取り扱うほか、ZEエナジーの関連会社が発電事業者となり、伊ZECO社の製品を導入する。ZEエナジーは、今回の水力発電事業への参入により、地域内資源や特性を活かした地産地消による循環型地域社会の確立を、より一層推進していくとしている。