ジェーシービー・インターナショナル（JCB）は、アフリカ地域の大手銀行であるEcobank Transnational Incorporated（ETI）とアフリカ地域33ヵ国の加盟店におけるJCBカードの取り扱いについて合意した。

ETIはトーゴ共和国の首都ロメに本社を置き、アフリカ地域36か国で銀行業を展開する中央アフリカ地域最大手の銀行だ。今回、同行との提携により、同行のATMおよび加盟店事業を展開する33ヵ国において、JCBカードの利用が可能となる。その内、21ヵ国においては、初めてJCBカードの店舗利用が可能となり、利便性が飛躍的に向上する。

JCBは、1990年頃より、アフリカ地域の観光需要が高いマーケットを中心に、加盟店網の開拓に取り組んできた。JCB海外会員（特に中国・バーレーン・パキスタン）の拡大により、当該会員のビジネス・観光需要が高いアフリカ地域の加盟店網開拓を進めており、今回の大規模提携に至った。