2015年09月30日 02:32

パナソニックは、アーク溶接用ロボットマニピュレーター「TMシリーズ」のロングアームタイプ(TM-2000)を発売した。本製品は、2013年4月にアーク溶接用ロボットマニピュレーターとして発売した「TMシリーズ」のラインナップを拡充する製品となる。

「TMシリーズ」は、トーチケーブル内蔵型と外装型を統合した構造を持ち、用途に合わせて自由に選択可能なマニピュレーターとして開発。アーク溶接に特化したアーム構造による使いやすさや、高い機能性などを特長としている。

そのラインナップに、さらなる長尺・大型ワークに適用可能なロングアームタイプが加わった。基本性能の大幅向上により、タクトタイムの短縮を実現し、アーク溶接に特化した構造設計により、さらに使いやすさが向上した。

今後もフルデジタル溶接電源(GIIIシリーズ)との組み合わせにより、高品位溶接と生産性向上の両立を図り、アーク溶接用ロボットのさらなる普及を目指すとしている。