2015年08月28日 11:21

不動産管理業のための共済協同組合「KENT共済協同組合」では、原状回復費用を担保するための共済マネジメントシステム「KENT(ケント)クラブ」で神奈川県知事認可を取得。9月1日より事業を開始する。原状回復費用を担保するための共済事業認可は全国初となる。

【KENTクラブ」は、家主が負担する原状回復費用等を平準化し、入居者へは退去立会不要・退去時原状回復費用負担なしプランを推奨。不動産管理業者が管理業務の一環で原状回復の修繕計画をサポートするシステムだ。

家主・入居者の費用負担を管理専門業者としてマネジメントするために、不動産管理業者間による相互扶助の関係を構築することで、入居者退去の際は、共済制度の活用により速やかに原状回復を実施。次期募集開始までの時間を短縮することができる。物件に魅力を付加するだけではなく、家主と入居者の間でトラブルになりやすい退去後の清算業務を削減できる。