2015年08月27日 09:05

デルタ航空は8月26日、客室乗務員の業務用ファブレット端末に新機能「ゲストサービスツール」を追加した。これにより、年間1億7000万人以上のデルタ航空の顧客に、よりきめ細かな、個人向けにカスタマイズされたサービスを提供することができるようになる。

デルタ航空では、機内での書類削減、環境保全を目的に、2014年秋から2万2000人以上の全客室乗務員にノキアのLumia 1520を支給している。新機能「ゲストサービスツール」の追加により、手元ですばやく顧客情報にアクセスし、ニーズに合ったサービスを提供することが可能になった。今後さらにツールの機能が拡張されると、顧客の乗り継ぎ便の情報や、出発ゲート番号などが客室乗務員の手元で確認できるようになり、乗客一人ひとりのニーズに沿った、きめ細かいサービスを機内で提供できるようになる。

ツールの使用例を紹介した動画URL(http://news.delta.com/flight-attendant-tech-personalizes-skies