2015年08月25日 10:33

成田国際空港は、ヤマハが開発した日本語のアナウンス音声を多言語に翻訳して表示する「おもてなしガイド」アプリを活用した実証実験を実施。訪日外国人客や音声を聴き取りづらい高齢者、聴覚障がい者への情報提供における利便性向上を図る。空港の放送設備を使ったものとしては世界初の取り組みとなる。

空港の利用者は、空港内で注意事項などのアナウンスが流れている時に「おもてなしガイド」アプリを利用。それによりインターネットに接続することなく、アナウンスの内容を手元のスマートフォンで普段使用する言語にて表示・確認することができる。本実証実験を通して、「おもてなしガイド」の機能追加や利便性向上を図り、対象アナウンスと放送エリアの拡大を今後検討していく。

期間は9月1日~12月15日までの約3ヵ月間。第2旅客ターミナル3階保安検査場にて実施する。

詳しくはこちら(http://omotenashiguide.jp