2015年07月22日 10:48

クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する15~79歳の男女を対象に、「マイナンバー制度に関する調査」を実施した。

マイナンバー制度の認知率としては、「他人に説明できるぐらい知っている」「名前も内容も知っている」「名前だけ知っている」と回答した人を合わせると93.4%。そのうち「名前だけ知っている」割合を除いた、内容まで認知している割合は60.2%になった。

認知内容としては「マイナンバーは国民一人一人が持つ12桁の番号(92.0%)」や「一度付いた番号は、原則一生涯同じものを利用する(78.6%)」などの基本的な情報が大多数を占めており、制度の目的などを含めた内容理解は浅い様子だ。

マイナンバー制度導入の賛否理由としては、賛成では「行政機関・公的サービスの手続きが今より便利になるから」 (73.3%)が多い。反対では「個人情報の流出や悪用が心配だから」 (72.9%)が1位になった。