2015年07月10日 13:02

福井県鯖江市と越前漆器協同組合は、世界のクリエイターから漆の可能性についてアイデアを公募する「鯖江うるしアワード」を、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科「伝統工芸みらいプロジェクト」の協力を受け、初開催する。

公募テーマは「うるしのある生活」。対象は食器、家具、文具、サービスなど姿・カタチは問わず、幅広いジャンルの中からWebと郵送により8月23日(日)まで募集する。大賞受賞者には制作補助金として10万円を進呈すると共に、公募プロデューサーとして鯖江市の職人と商品化を目指したプロトタイプ制作に携わってもらう。

寄せられたアイデアは、3Dプリンターなどの最新技術も活用しながら職人が試作すると共に、商品化ではクラウドファンディングなども活用し、購入希望に応じて少量から制作できる体制を準備する。