2015年05月22日 14:36

就職支援スクール「我究館」が、採用スケジュールが大きく変わった2016年卒就職活動生の最新動向について「増える頂上散策組 内定したのに就活を終われない」と題して公表した。

報告では、就活生の4パターンを山登りに例えている。早期内定グループの「下山組」、内定はあるのに終われない「頂上散策組」、内定がなく焦っている「登山迷子組」、やっと本腰が入ってきた「登山開始組」だ。

特に、2016年卒に見られる新しい集団として、経団連に加盟する大手総合商社やメガバンクの面接解禁まで就活を止められない学生を「頂上散策組」としている。

5月1日の時点で内定を手にしている学生は17.9%。そのうち「就職活動を継続する」という学生は80.5%にのぼるという。

リサーチ結果を踏まえると「大量の内定出し」→「本当に行きたい企業の選別」→「内定辞退多発」というストーリーが垣間見える。