2015年05月18日 13:35

日本住宅流通は、大和ライフネクストと連携し、空き家の活用方法に悩むオーナー向けに代理で定期巡回を行う「空家巡回サービス」を近畿圏で開始した。

総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家件数は2008年の757万戸から2013年には820万戸まで増加し、今後も空き家が増えると予想されている。特に、高度経済成長期前後に開発された大規模団地では、居住用として利用されない空き家も多く、適正な管理ができていない物件もある。

本サービスは、オーナーと契約締結後、大和ライフネクストが通気や清掃などの巡回業務を行うサービスだ。本サービスを利用したオーナーに巡回結果をもとに賃貸やリフォーム、売却などを提案し、社会問題である放置空き家の減少に貢献できるよう努めていく。

当社は本サービスにより初年度受注100戸を目指すとともに、今後首都圏での展開を行う。