2015年04月20日 15:45

LPixelは、人工知能のサポートを受けて画像不正を検出する受託サービス「LP-exam Cloud」を開発し、販売を開始した。

LP-exam Cloudでは人工知能が画像不正の有無を推定する。全国の大学・研究機関は画像をアップロードして解析の結果を待つだけ。

画像に対する加工が推定されたものについては、ライフサイエンス研究と画像解析の双方に精通した専門家が確認し、解析レポートを作成する。料金は毎月の定額制で毎月約3万円、1画像約500円から。研究室単位での導入も可能。

この導入により今まで膨大な時間がかかるとして敬遠されていた不正加工の検査にかかるコストは大幅に削減され、不正画像が世の中に出ることを防ぐことができる。

今後はシステムの提供に加え、正しい画像処理方法を伝える教育活動を展開することで、研究の世界の信頼回復と研究効率の向上を目指したいとしている。