2015年04月17日 15:51

あしなが学生募金事務局は、病気・災害・自死で親を亡くした子どもや、親が重度の障害を持つ子どもたちへの奨学金を募る「第90回あしなが学生募金」の全国オープニングセレモニーを開催する。

近年日本では子どもの貧困が大きな問題になっている。事務局が支援する遺児や、親が障がいを持つ子どもたちの多くはまさにその当事者であり、そのために進学が危ぶまれているという。

自らの学費や家族の生活のために遺児高校生の多くがアルバイトをしているが、それでもお金が足りず進学を断念する遺児が多い。遺児たちが勉強の時間を確保でき、夢を諦めることなく進学するため、ますます奨学金の必要性が高まっている。

実施日時は、4月18日(土)・19日(日)・25日(土)・26日(日)。場所は、全国の主要駅頭・街頭など約200拠点。