2015年03月31日 11:33

X線自由電子レーザー施設「SACLA(サクラ)」のスペシャルサイト内「SACLA×GENIUS」のコーナーで、養老孟司氏と、センター長石川哲也氏との対談が実施された。

「SACLA(サクラ)」とは、「ミリ(mm)」→「マイクロ(micro)」→「ナノ(nano)」に続く小ささを表す単位「ピコ(pico)」の世界を見る、いわばX線を使った「巨大な顕微鏡」。

脳科学、解剖学をはじめとした医学・生物学の領域に幅広い知識を持つ養老氏と、物理学をバックグランドとする石川センター長の対談はこれまでにないスケールに。昆虫の「歯車関節」について、「ネズミのヒゲ」が耳の代わりをしていること、はたまた「人間の脳はさぼる」ことなどが披露された。そして最後には「SACLAは物理学と生物学が交差するサイエンスだからこそ、大変で、面白い」という次元の高い結論へ。

分野外でも、身近な「科学」の世界に思わず引きずり込まれてしまう対談の詳細はこちら。http://xfel.riken.jp/pr/sacla/?cat=2