2015年03月18日 16:02

マクロミルは家計パネル調査「MHS」のデータ収集・サービス提供を、2015年4月から正式に開始すると発表した。

「MHS」とは「いつ・どこで・誰が・何を・いくらで・どうやって・誰のために」購入したかを正確に取得した、「世帯・個人単位の支出データ」を提供するサービス。

マクロミルは、2007年より消費者の商品購入履歴を記録したデータ「QPR ™」のサービスを展開してきた。30,000人のモニタに携帯型バーコードスキャナを配布。全支出をブランド・アイテムレベルまで把握するデータを収集し「MHS」の開発にいたった。

データの分析により、ユーザ像やターゲット像、あるいは市場実態や販促効果が把握できる。特定の商品・サービスを利用したモニタに絞ってアンケートを実施し、意識を探ることも可能。

今後、マーケティングビジネス領域全体にイノベーションを拡げ、 誰もがマーケティングサービスを利用できる社会の実現を目指すとしている。