2014年11月28日 16:32
ZEエナジーは、ZEデザインの第三者割当増資引き受けに関する契約を、11月28日に締結した。
ZEデザインは、江寿とZEエナジーの共同事業会社である。この締結によりZEエナジーはZEデザインの発行済株式の49%を保有することになり、自社製発電装置を利用した2000kW未満の小規模な発電事業に参画していく。
ZEデザインは、発電事業第1号案件となる富山案件プロジェクトとして富山研究所の敷地内に600~700kWのメタン発電所を建設し、2015年末の売電開始を予定している。また発電装置からの排熱、二酸化炭素を利用するトリジェネシステムを利用した農産物ハウス栽培施設を併設し、農産物及び農産物加工品の生産・販売事業も同時に行う計画である。
このプロジェクトを契機に、2016年からの5年間で、バイオマス発電所と農業施設をそれぞれ20カ所程度建設する計画で、トリジェネシステムを活用した事業モデル、自治体や離島向けの自家消費モデル、売電モデルを全国に展開していく。