2014年11月28日 12:33

STマイクロエレクトロニクスは、環境センサ・ポートフォリオを拡充する新しいMEMS圧力センサ「 LPS22HB」を発表した。

世界最小の「LPS22HB」は、圧力センサでは唯一フルモールド・パッケージを採用して、最高の熱耐性と機械耐性に加え、性能および消費電流とノイズの最適なトレードオフを実現している。STの最新MEMS技術「Bastille」が、フルモールドHLGAパッケージの適用を可能にし、その結果、世界最小のフットプリントと低背性を実現している。

「LPS22HB」の技術的特徴には、環境変化に左右されない安定したアプリ動作を可能にする高度な温度補償、想定される高度をカバーする絶対圧力検出範囲、低い消費電力、低圧力ノイズなどがある。

「LPS22HB」は現在サンプル出荷中で、2015年第3四半期に量産を開始する予定だ。単価は1000個購入時に約1.40ドルである。