2014年10月29日 10:59

鴨川シーワールドでは、トロピカルアイランド内「コーラルメッセージ」でイヌザメの赤ちゃんの展示を開始した。

今回展示を開始したイヌザメの赤ちゃんは、トロピカルアイランド内「サンゴ礁の庭」で展示している親ザメが今年の2月ごろから約4ヶ月にわたり産卵した卵からふ化した個体である。展示水槽内の装飾用サンゴに卵が産み付けられるたびに担当の飼育係が一つずつ丁寧に回収し、裏方の水槽で卵の発生を見守っていたところ、7月よりふ化が始まり、現在までに30尾もの赤ちゃんが誕生した。

生まれたばかりの赤ちゃんは体長15㎝ほどで、黒と白の独特の「シマ模様」をしている。イヌザメの体色は成長とともに灰褐色に変わっていくため、くっきりとした「シマ模様」は赤ちゃんの時にしか見ることができない。

入園料は大人2800円、小人(4歳~中学生)1400円、学生(高校・大学・専門学校生)2200円、65歳以上2100円。