2014年12月29日 11:10

フューチャー イノベーション フォーラムは、12月11日にイノベーションワークショップ第4回を開催した。

本ワークショップは次世代リーダーの育成と業界を超えた企業同士の交流を深める場として2007年にスタートした。本年は「グローバル競争を勝ち抜く企業経営」をテーマに、グローバル企業のビジネスモデルや人材、ITの活用事例などを学び、議論を重ねてきた。

日本企業の海外進出といえば自動車や電機など製造業のイメージが強いが、近年は流通や小売、外食、教育といったサービス産業でも海外を目指す企業が増えている。少子高齢化で日本の市場が縮小傾向にあるなか東南アジアや中国に活路を求め、中小・中堅、地方企業でも進出を加速させている。こうした企業の戦略や課題について事例を紹介しつつ、日本企業が海外進出するうえでの重要なポイントを示唆する。

海外進出に対する企業戦略のポイントは、海外の市場に自ら「限定性」をかけないことだ。