2014年12月24日 11:32

宝島社は、2015年1月9日、書籍「女王はかえらない」を発売する。

本書は、宝島社が主催する「このミステリーがすごい!」大賞の第13回大賞作品だ。著者の降田天は、プロット担当の萩野瑛と執筆担当の鮎川颯の大学生時代からの同級生コンビで、大学を卒業後も、共同生活を続けながら作家として執筆活動をしている。片田舎の小学校で繰り広げられる子どもたちのパワーゲームを題材にして、女王の座を巡って教室内で激しい権力闘争が起こる、伏線の張り巡らされたミステリーである。

「このミステリーがすごい!」大賞は、ミステリー&エンターテインメント作家の発掘・育成を目指す新人賞だ。大賞賞金は文学賞最高額である1200万円。1次選考に残った作品は、書評家の推薦コメントをWEB上で公開しているため、応募者の皆からは「プロの意見を知ることができ、励みになる」という声をもらっている。