2014年12月24日 11:24

子ども支援専門の国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレンは、世界中から2億8400万ドルの寄付を集め、2004年~2009年にかけて、津波で大きな被害を受けたインドネシア、スリランカ、インド、タイ、そしてソマリアの5カ国で、設立以来最大規模の緊急人道支援活動を実施した。
セーブ・ザ・チルドレンでは、被災地の人たちの声を通して、スリランカとインドネシアのアチェ州で実施した支援活動の強み、弱み、持続性、成果などを分析し、今現在の被災地が、今後起こりうる自然災害に対してどの程度の防災力を持っているかを検証した。
調査の結果として、子どもたちは、災害に対して最も脆弱であること。防災に対する投資が重要であること。緊急支援や復興に向けた活動では、被災者自身の参加が土台とならねばならないこと。長期的な成果をもたらすためには、パートナーシップが不可欠であること。の4つの項目が明らかになった。