2014年12月22日 14:30

鴨川シーワールドでは、4月にオープンしたエコ・アクアローム内の「生物多様性コーナー」で千葉県に生息する希少種「ニホンイシガメ」の展示を開始した。

「ニホンイシガメ」は関東から九州に生息する日本固有の淡水性カメ類で、オスは甲長15cm、メスは甲長20cmほどになる。20年ほど前までは日本各地で多く生息していたが、生息環境の悪化や外来哺乳類による捕食被害、外来カメ類との交雑、希少種ゆえの業者や愛好家等による乱獲などにより、近年急速にその生息数が減少している。

鴨川シーワールドでは、千葉県「ニホンイシガメ」保護対策協議会からの依頼を受け、10月より生息域外での保全活動に取り組んでいる。今回、「ニホンイシガメ」を展示することにより、本種をとりまく現状を知ってもらって、今後の保全活動の一助になればと考えている。

詳しくはこちら(http://www.kamogawa-seaworld.jp/)をチェック。