2016年09月27日 12:26

ガイアックスは、累計2000社の利用実績を誇る内定者SNS「エアリーフレッシャーズ」事業において、2016年卒向けサイト利用者の状況と2017年卒の就活状況を分析し、内定承諾後辞退を巡る企業と学生の動向について調査結果を発表した。

売り手市場が続く新卒採用では、学生は一人当たり平均2.40社、複数社の内定を取得する学生は60%以上と言われる。特に2016年卒は採用活動ルールがより拘束力の強いものとなり、選考解禁時期が8月に後ろ倒しに変更され、企業の内定出しが集中したことも重なり、学生の複数内定の保持と辞退を巡って一部の企業による「オワハラ」(=就活終われハラスメント)が問題となった。

2017年卒は一人歩きした「オワハラ」を警戒し、複数内定を保持していることや進路に迷っていることを企業に言い出せず、「とりあえず承諾しておこう」と安易に内定を承諾することでその場をしのぐ学生が増加した。