2016年04月18日 14:46

日本ユニセフ協会は、エクアドルの地震被害に対応するユニセフの活動を支える緊急募金を受け付けている。

4月16日の現地時間午後18時58分、マグニチュード7.8の地震がエクアドル沿岸部を襲った。その後も余震が続き、最大でマグニチュード5.4の余震が報告されている。

今回の地震は、エクアドルではここ数十年でも最大規模で、震源から169km離れた首都キトでも大きな揺れを観測した。米国地質調査所によると、地震を観測した地域に住む人口は1520万人。そのうち、48万5000人が非常に強い揺れに襲われたとみられている。

確認される被害状況は刻々と変化しており、死者数はすでに200人を超えた。ユニセフは、エクアドル政府が国連に対し被災状況の調査と支援調整を要請したことを受け、他機関と連携しながら政府による災害対応への支援を開始している。通常、こうした災害時の緊急支援では、ユニセフは水、衛生、子どもの保護など、子どもに関連する分野の支援を主導する。

日本ユニセフ協会