2016年03月29日 07:54

DISCOは、2016年3月卒業予定の全国の大学4年生の女子学生を対象に、女子学生の就職活動に関する調査を行った。調査時期は3月7日~9日、回答数は349人。

調査結果によると、4月1日から女性活躍推進法が施行されることを「知っている」のは30.1%に留まった。女性管理職の積極的な登用については賛成が75.0%。総合職入社者では、4割以上が管理職を希望すると回答した。就職活動中に「女性でよかった」と思う経験があるのは38.7%と企業の採用意欲の高さを感じている学生がいる一方で、「損した」と思う経験があるのは38.1%だった。

就活開始当初の希望業界は「メーカー」が最多で4割を超えていたが(40.1%)、入社企業では10ポイント以上減り、28.9%に留まった。代わりに採用意欲の高い「IT」が当初希望より大きく増加している。

将来の自身の育児休暇取得希望は97.8%、「夫」の育児休暇取得希望は78.0%。「夫は外で働き、妻は家庭を守る」というスタイルは「考えが古臭い」「前時代的」と否定的で、仕事を長く続けたい意向が明らかとなった。