2015年12月16日 07:42

ユニセフは、17日までダカールで開催されている水と衛生分野の会合にあたり、サハラ以南のアフリカで不衛生な水や生活環境に起因する下痢性疾患によって、年間18万人の5歳未満児が命を失っていると発表した。

会合では、水と衛生分野への資金モデルとして、村落部の水と衛生へのアクセスを改善するための小規模ローンや、当該国内で水と衛生分野に参入する中小企業に資本金を支援する信用基金など、さまざまな資金システムについて議論が交わされる。

ユニセフ西部・中部アフリカ地域事務所代表のマヌエル・フォンテーヌは、「何をする必要があるかを把握すると同時に、より早くよりよい形でそれを実行する方法を見つけ出さなくてはならない。机上には多くの選択肢があるが、子どもたちに我々おとなの行動不足の代価を払わせ続けるという選択肢だけはない。」と述べた。