2015年09月29日 12:26

行動科学理論に基づくソーシャルマーケティングを行うキャンサースキャンは、9月29(火)から、人工知能技術を活用し、各住民の翌年の健康状態・健診の受診有無を予測する保健事業支援サービス「とくナビ AI(エーアイ)」の提供を、正式に開始する。

このサービスでは、独自に開発したアルゴリズムが、自治体の保有する住民の過去の特定健診受診履歴と受診結果をもとに、各住民の翌年の特定健診受診の有無の予測を9割以上、1~3年後の健診結果を8割以上の精度で予測。自治体担当者など「とくナビ AI」サービスの利用者に対し、その結果を提供する。

すでに自治体での採用も決定しており、今秋には第1弾の分析を開始する予定。データの管理は、セールスフォース・ドットコムが提供するクラウド型CRMシステム上で、健康データを匿名化したうえで管理する。