2015年08月17日 09:44

TOKYO FMは、8月22日(土)22:00から、特別企画として世界遺産登録記念特別番組「世界文化遺産の礎を築いた男~小山秀之進と長崎」を放送する。

熊本・天草出身の放送作家・小山薫堂の高祖父で、グラバー邸などの建築物を手がけた人物「小山秀之進」に焦点を当てながら、日本の産業革命の発祥ともいえる「長崎」の礎を築いた男たちの功績を紐解き、現代の日本が取り戻すべき、活力や発想を探求していく。

小山秀之進は、洋風の建築技術も確立していない明治時代に、外国人を相手に在来の日本の建築技術を駆使し、幕末明治初期の長崎居留地にあるグラバー邸や、日本最古の現存するキリスト教建築物・大浦天主堂などを建設した。オランダ坂をはじめとする長崎の異国情緒あふれる街並みを故郷・天草の石で造りあげたのも、彼の発案だ。ナレーションは、小山薫堂と同じく九州、長崎県出身で、小山薫堂と親交のある福山雅治が務める。