2015年05月25日 16:02

ITホールディングスグループのTISと「あくしゅ」は、「ネットワークやストレージを含めたシステム全体をパターンとして記述する手法」と、「クラウドを跨った資源管理を実現する仮想データセンター(VDC)技術」を組み合わせ、ネットワークアーキテクチャなど様々なクラウド間の差異を吸収してシステムの可搬性を高めることで、「システムのクラウドロックイン」を打破する新しい技術を、共同で開発すると発表した。

この技術は、仮想ネットワークや仮想ストレージを実現するOSS(オープンソース・ソフトウェア)を組み合わせて実現され、本技術自体もOSSとして公開する予定。

今後は、TISが開発したクラウドオーケストレーションソフトウェアの「CloudConductor(クラウド コンダクター)」と組み合わせ、エンタープライズシステムへの活用を目指すとしている。