2014年11月06日 21:03

トランスコスモスとジーニーは、ASEAN地域で媒体社向けの収益最大化プラットフォーム(SSP)を手掛ける新会社を共同出資でシンガポールに設立した。新会社名はSimba Digital Pte Ltd、出資比率は非公開、マネージングディレクターにはトランスコスモスの霜田健二氏が就任する。

トランスコスモスとジーニーは、2013年5月に業務資本提携し、トランスコスモスはジーニーのSSP「Geniee SSP」を広告主に販売代理してきた。

Simba Digital Pte Ltdはマレーシア、インドネシア、タイの3カ国に営業拠点を設ける。今後、インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナムの10カ国にSSPを提供し、2017年度までに3,000媒体へSSP導入を目指す。

ジーニーは10月にソフトバンクグループと業務資本提携を発表し、最高執行責任者(COO)にソフトバンクモバイルの松田忠浩氏が11月1日に就任している。

Geniee